No33 けがの予防とアライメントについて
膝と足の位置(アライメント)は膝が足の第2趾に向くのが正しいアライメントです。ではAのように足指(トウ)が内側(イン)で膝(ニー)が外側(アウト)になるとどうなるでしょうか
トウが内側の状態で走って
立ち止まると        →
足関節は内返しとなり →
足関節を捻挫する
逆にBのように足指(トウ)が外側(アウト)で膝(ニー)が内側(イン)になるとどうなるでしょうか
たとえば右足がトウアウトで→
体を左に向けると膝が外反し→
膝の内側側副靱帯損傷を起こす
アライメントとは日本語では順番とか列という意味になります。では膝と足のアライメントを見ると
今度は、上に行って股関節と膝
について見てみる。

お皿(膝蓋骨)の障害に問題となるのがQアングルである。
QとはQuadriceps(大腿四頭筋)
のことである。
つまり正常でも大腿四頭筋の筋力によりお皿は外に引っ張られる傾向があり、Qアングルが大きければ大きいほどお皿は外に引っ張られる。
Qアングルが生まれつき
大きいとお皿が脱臼しや
すくなる。(或いは痛めや
すくなる
先ほどの写真のようにニーイントウアウトで体幹が回旋すると見かけ上Qアングルが増加する。
足部のアライメント
アライメントに問題があると、いろいろな運動障害が起こる。
ということで、次回は、アライメントを考えた運動処方